心と体がととのう食べもののお話
春の食べ方
桜も散り始めましたが、お庭や道路脇に咲く花が目を楽しませてくれます
そして毎朝美しい鳥の声に癒されます
自然が奏でる音には私たちのDNAを修復する効果があるそうです。
季節ごとに変わる鳥の声や虫の声、風に揺れる木の葉の音、川のせせらぎや波の音…
ゆっくり耳を傾けてみるのもいいですね♪
さて、今回のお話は「青」のメッセージから。
「肝」が弱ってくると青い色がメッセージとして身体に現れます。
唇や歯茎の色が青黒くなったり、青あざが身体のあちこちに現れたりします。
静脈瘤といって青い血管が足のふくらはぎのあたりに浮いてくるようであれば、「肝」での血液の浄化力が落ちて血液の滞りがあるといえます。
この血液の汚れが婦人科に及ぶと、生理痛や生理不順、子宮筋腫、更年期障害などの症状になります。
女性が生理になるとイライラし、ヒステリーを起こしやすいのは、「肝」が血液を支配しているからです。
そこで、肝の働きを助けてくれるのにおすすめの食材が、春が旬の「筍」です。
独特の苦みが薬効のもと。体内の余分な熱を冷まし、血液を浄化する作用があります。
また利尿作用や便通をよくする作用もあるため、体内にたまった毒素や老廃物の排出に役立ちます。
この季節だからこそ摂りたい、この季節にしか食べられない春を代表する食材「筍」
ぜひ取り入れてみてくださいね。
私は母が作る筍とニシンの煮物が大好きです
次回もお楽しみに♪