発酵食品ブームであやかり酵素に挑戦!
昨今、発酵食品が巷でブームになっておりますが
実は古来より発酵食品は
人間の素晴らしい知恵により
保存食として昔から口にしていたのです。
そこで今回、酵素とはそもそも何か?
少し酵素学についてシリーズで投稿してみようと思います。
第一回目は「酵素とは?」
そもそも酵素とは
体の中では、さまざまな化学反応が起こっています。
それぞれの反応を引き起こすために
触媒として必須のたんぱく質が酵素なのです。
ヒトを含む生物が、摂取した食べ物を消化・吸収・代謝したり、体の中で起こる
ほとんどの化学反応には、酵素がなくてはなりません。
しかし酵素は、それぞれある特定の反応しか触媒することができません。
例えば、たんぱく質を分解する酵素は、たんぱく質を分解することしかできず、
でんぷんや脂質を分解することができません。
でんぷんや脂質を分解するためには、また、別の酵素が存在し、それぞれ、
でんぷんや脂質しか分解できないのです。
これを酵素の特異性と呼びます。
そのため、ヒトの体内には、約5,000種類もの酵素があると言われているのです。
このことだけ聞いてもビックリですよね!
次回は「酵素の性質」
について触れてみたいと思います。