老化と栄養素
先日、さわやかなお天気だったので海沿いをドライブ。
佐渡に沈む夕日と海の色のピンクとブルー、グリーンのグラデーションが何ともいえなくて、とてもきれいでした。
時を忘れ、しばしボーっと・・・こういう時間、私にとってはとても大切なのです。
幸せな気持ちにさせてくれる自然からの贈りものに感謝です。
では、老化を防ぐ栄養素のお話。
前回は「ムチン」。ネバネバの成分が粘膜を保護して、免疫力をアップさせてくれる働きがありました。
今回は「食物繊維」
人間の消化酵素では消化できない食物繊維。食べものの消化速度をゆるめ、血糖値上昇抑制することで”糖化”を抑制し、肥満防止やコレステロールの上昇防止にも貢献することが分かってきました。(”糖化”とは細胞を損傷させ、老化を進行させる原因となる現象をいう。これについてはまた別の機会に書きたいと思います。)
また、便のかさを増やし、腸を適度に刺激して排便を促進する効果やダイオキシンなどの毒素を排出する効果も報告されています。そして、腸の健康は免疫力アップにつながります。
食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があり、この二つをバランスよく摂ることが大切です。
水溶性食物繊維は、便をやわらかくするほか、食後の血糖値の急激な上昇を抑え、糖化ややコレステロールを抑制します。
一方、不要性食物繊維は、腸内の有毒物質や脂質や塩分を排出しやすくする働きがあります。
・水溶性食物繊維を多く含む食品…昆布などの海藻類、果物類、こんにゃく
・不溶性食物繊維を多く含む食品…野菜、豆類、きのこ類
どちらかに偏ることなく、両方取り入れることがポイントです!
次回もお楽しみに♪